相手によって話し方を変える
「自己紹介は何種類持ってますか?」
研修講師として
活躍されている方が
言っていました
自己紹介の種類???
意味がわかりませんでした
話を聴いていると
参加者の層とか性別などに合わせて
自己紹介を変えているそうなんです
その方の話によると
「女性脳」と「男性脳」があり
それぞれ響く言葉に
違いがあるそうです
(※統計的な傾向らしいです)
女性でも男性脳が強い方もいたり
その逆もあるらしいです
女性脳 → 『親和性』
男性脳 → 『信頼性』
女性脳と男性脳の特性を考えて
参加者に伝わる表現をする
という事なのですが
この自己紹介の時点で場作りが
始まっているのですね
さて、この技術を
ケアの現場のリーダーとして
活用するとしたら
あなたは
どう使いますか?
女性脳は親和性(人や情緒、感情)
男性脳は信頼性(物や事、数字や理論)
ケアの現場は女性が多いです
絶対ではないですが
【親和性】を意識した話し方に
重点を置いてみると
効果的ではないでしょうか?
自己紹介的な
具体的な例としては
女性脳向け:
「開設当初は人手不足で大変で 仲間と力を合わせて 大変な時期を乗り越えて・・・」
とか
「はじめはリーダーとして自信がなくて
失敗ばかりで落ち込んだり・・・
でも、仲間に応援してもらったり
助けてもらったりしてここまで来ました」
みたいな感じですかね
男性脳向け:
「開設当初はたった◯名の職員で
〇〇名のお客様の対応をして・・・」
とか
「リーダーに任命されてから
3ヵ月は無我夢中でしたが
職員と週1回のミーティングを開催して
チームの方向性を確認しながら
ここまで進んできました」
みたいな感じですかね
今までの感謝と共に
今後の取り組みなどを
ミィーティングで話す時などは
女性脳向け:
「今までみんなの協力があって
ここまでやってこれました
本当にありがとう
これから新しい取り組みを導入する事になり
仕事も大変になるかもしれないけれど
みんなで協力しながら取り組んでいきたいと考えています
これからもよろしくお願いします」
男性脳向け:
「今までの◯年間みんなの協力のおかげで
施設内では◯位の人員定着率を達成しています
本当にありがとう
これから新しい取り組みを導入する事になり
今までより◯%ほど仕事量が増える事になりそうですが
現在の業務を見直して負担軽減していきたいと考えています
これからもよろしくお願いします」
こんな感じでしょうかね?
どちらの表現が優れている
という話ではないです
あなたのチームのメンバーに対して
どちらの話し方が効果的か?
という話です
両方の傾向を
活用して話し方を
組み立てても良いと思います
聴く側に合わせて
使う言葉を変えてみるのも
ひとつの技術ですね
つまり
脳の傾向として
女性脳 → 『親和性』
男性脳 → 『信頼性』
というのがあるという事
響く言葉が違うのであれば
そこを上手く活用して
チームを引っ張るリーダーの言葉を
しっかりとメンバーに届けたいですね