リーダーシップ

介護のリーダーが変革を諦めない為の考え方

 

 

「もう、いいや」

「どうせ変わらない」

「やっぱり無理だ」

「結局こうなるんだ」

などなど

 

改革を目指すリーダーが

諦める時の台詞

思わず口にしてしまった事

ありませんか?

 

口に出さないまでも

心の中で呟いた事は・・・?

 

初めて介護リーダーをした時につまずきやすい出来事

 

どんな事でも

今までと違うことを実行すれば

そんな気持ちになる事は

ほぼ確実に起きます

 

急に思い立って

筋トレしてみたら

後日筋肉痛になったり

 

痩せたいと思い

いきなり食事量減らしても

数日後に反動で

大食いしてしまったり

 

変化を目指して

行動すれば

反発や摩擦は

起きて当たり前です

 

それでも前に進めるか?

 

という

マインド(考え方)

が重要なんです

 

 

変革を目指すリーダーを

後押ししても

ちょっとメンバーから反発されると

上記の様な台詞が

返ってきて

言葉も態度も元に戻しちゃう

 

いやいや

”ここがスタートラインなんですけど・・・”

 

ここで

失速させてしまうのは

実にもったいない

 

変化に対する反発は

あなたを責めている訳ではなく

 

【慣性】です

(物体が外力の作用を受けない限り同じ運動状態を続けようとする性質)

 

いったん慣れた動きを

他者の力を受けて

変化させるんですから

反発はついてくるんです

 

物体には

心や感情はないから

外力を加えるだけで

運動状態は変化しますが

 

人には

「心」と「感情」

あります

 

むしろ人は

「心」や「感情」と「行動」

つながっています

 

チームに変化を起こそうと

新たな試みを始めれば

 

「面倒臭い」

「なんでそんな事を!」

という感情が

湧き起こる事は自然でしょう

 

そう自然な事

 

そうじゃない人は

”こういう変革を待っていた”という

現場に不満を抱いていた人くらいです

(こういう人が後方支援してくれます)

 

あなたのチームメンバーは

どちらのタイプが多数を占めていますか?

 

不満分子の割合に比例して

反発力も強いです

 

改革に着手する前に

この割合を把握しておけば

反発量も想定出来ますが

 

そんな準備は

なかなか出来ないのが現実です

 

人事異動などで

いきなり異動先のチーム変革を託される

そんな場合の方が多いかもしれません

 

いきなり大上段に構えて

「エイッ!」と

改革のメスを入れられる人なら

苦労しませんが

 

感情労働のケアの仕事で

いきなり大改革を進めて

反発を受け

メンバーに退職されたら

ケアの継続が危ぶまれます

 

辞められたら困るから

ゆる~く関わって

なんとなく現状維持

これが一番楽です

 

ですがこのブログ を読んでいる人は

そんなタイプの人ではないと思います

 

じゃぁ人も辞めさせずに

どうやってチームを改革していきましょう?

 

過去にお伝えした

チームの中心から渦を巻く様に

変革を伝染させていく

【うず理論】

 

 

即効性はありませんが

低衝撃でジワジワ効果を現します

タイミングや勢いも

もちろん大切ですが

 

一番大切なのは

”諦めない事” です

反発や失敗で凹む事は

当然あるでしょう

 

アクセルペダルから

思わず足を離してしまうかもしれない

 

ですが

エンジンを止めてはいけません

そっと足を床に置いたまま

冷静になれるまで待ちましょう

 

冷静になるのを待てずに

無闇にアクセルペダルを

再び踏むのは危険です

 

”諦めなければ

必ずまたチャンスがきます”

 

その時まで

作戦を練る時間に

使いましょう

 

1回チャレンジして

失敗したからって

諦めるのは早いです

 

「いつか必ず・・・」と

心の奥底で想っていてください

チャンスがきた時に

どういう戦略を実行するか

 

メンバーにどう伝えるか

じっくりと作戦会議です

 

【戦略】とは

「戦」を「略す」と書きます

 

「戦わずして勝つ」ことが出来れば

反発とは無縁です

そういう手法を考える

 

 

・方法論を学ぶ

・伝え方を学ぶ

・経験者の思考を学ぶ

 

再起の瞬間が来るまで

できる事は沢山あります

 

さぁ、その時に備えて

時間を有効に使いましょう

 

  • この記事を書いた人

ken

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