ケアの仕事

介護職の転職は不利なのか?理想の転職とは?中途採用からリーダーになるまで

介護職の転職について

 

介護職の転職は

「転職先で新人扱いされ人間関係も1から構築しなければならないのでしたくない」

という話を耳にした事があります

 

確かに転職は上記の様な苦労が発生します

 

 

ボクもリーダーから退職→派遣社員となった時は

派遣先で素人扱いを受け悔しい経験をした事は何度もあります

 

 

ですが、それは一時的な事です

次第に業務に慣れてきたら周りの人も仕事振りをみて

理解してくれる様になりました

 

 

身に付けた仕事術は職場が変わっても発揮できます

ボクは介護業界に転職してからも安定する事なく数年単位で職場を変えてきました

 

 

すると

「せっかくこの職場で築いた地位を捨てて他の職場で1から始めるなんて大変だし、

今までの経験がもったいなくない?」

 

 

そんな助言をしてくれる人がいましたが

その時のボクは

「新たなチャレンジがしたい」

「他法人でも介護をしてみたい」

「自分の仕事がどれだけ通用するのか試したい」という気持ちでいっぱいで

安定よりも転職の希望が強かったのでした

 

 

確かにリーダーとして数年過ごし

それなりの成果を出していれば安定した日々を過ごせます

 

 

幸か不幸か、介護職デビューが派遣社員だったので

職場が変わる事に対する抵抗感はあまりなく

様々な形態の施設で勤務できる機会を経験してきて

介護現場での”常識”が施設ごとに違う事を体験しました

 

 

その経験もあり、

どの様に”常識”が作られるのかという事に興味を持っていました

 

 

その法人や施設の考え方が

そこでの”常識”になります

 

 

そして

その常識で育った職員が「介護」を語るので

施設によって理念や介護の常識が異なるのです

 

 

法人を飛び出し転職する時に

初めて”他の常識”と出会う事になります

 

 

 

転職してみて思ったこと、理想の転職とは?

 

さて、退職前に仲間が心配していた

「新しい環境で1から・・」という心配も転職後の数ヶ月だけの事でした

 

 

数ヶ月一緒に仕事をしていると仲間にも仕事の段取りも慣れます

(過去の経験と勤務評価で転職後1年以内にリーダー職へ昇格した経験があります)

 

 

ポイント

転職先の施設や法人の”常識”を理解して働く事ができれば

転職は大変な事ではありません

 

 

理想の転職先は

自分が目指す介護や共感できる理念を実践している施設で働く事かもしれません

 

 

自分の理想を実現する為の転職の場合は

当たり前かもしれませんが「前職で何をしてきたのか?」という事が重要になると思います

 

 

ですので、

ポイント

転職前から戦略を練っていくと効果的です

 

 

「いま働いている職場は嫌だ」「転職したい・・・」

そう考え始めたら

「どんな施設で、どんな介護がしたいのか?」という自分の理想を具体的にしましょう

 

 

そして

「そこに転職するにはどんな経験が有効か?」を抽出して

 

 

それを現在の職場で実践します

(効果的な事ができなくても理想の転職先に向けて”出来る限りの事”で良いと思います。重要なのは転職に向けて実際に行動したかどうかです)

 

 

すると

転職時の採用面接で

「御社の理念に共感して現職でも〇〇に取り組んでいます」

という様に伝える事ができます

 

 

無事に転職をして働き始めてみると

法人パンフレットに書いてある事や面接で説明された事と

『現場は全然違うじゃん!』なんて事もあったりします

 

 

・・・ですが!

転職を主体的に捉えて活動すれば

転職先の状況にガッカリする事はありません

 

 

転職を失敗に終わらせない!

【 理想と現実のギャップを減少する為に出来る事 】

 

・そこに勤めている友達に聴く(これ1番良いですよね。友達がいる場合限定。)

・見学をさせてもらう(雰囲気だけでも体感できる。希望転職先が決まっていれば。)

・転職サイトに登録して情報を入手する(手軽に複数の情報が手に入る。プロに相談できる。じっくり選べる)

 

例えばこんな転職サイトがあります

自分に合った転職に関するサービスを選んで登録してサポートを受けるという手法

ボクも転職時はこれらのサイトを活用しています

 

 

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専門技術職なので

資格や経験で転職は他の仕事に比べたら簡単かもしれません

 

だからこそ

転職時に表現できる”自分の仕事感”が大切なのだと思います

 

 

 

中途採用のリーダーについて

 

リーダーシップ を一度身に付けると

職場が変わっても業界が変わっても活用できるとボクは考えています

 

 

中途採用からのリーダーとして

多様な”常識”が存在する中で

「どの様にしてチームをまとめるか」という課題に向き合ってきました

 

 

1つの常識に囚われる事なく

広くチームを見る視点があれば色々な分野で活用する事が出来ます

 

 

その中でボクが活用する基本的な考え方が【タックマンモデル】です

チーム発達の4段階の考え方は

ボクのチームビルディングに大きな影響を与えてくれました

 

 

「形成期」「混乱期」「統一期」「機能期」という段階を経て

チームは発達していくといわれています

 

 

この考え方を介護のチーム運営に取り入れると

チームの状況(発達段階)に合わせたリーダーシップ

 

 

つまり

「どんな場面で何をすれば良いのか」が理解しやすいです

 

 

チームの状況に合わせて

自分が何をすればいいのか分かれば

 

 

「リーダー = 大変だからやりたくない」を改善する事が出来ると考えています

 

 

僅かな手当てだけで”責任を負わされて大変”と言われますが

ボクはリーダー業務はとてもやりがいのある仕事だと思っています

 

 

なぜなら

チームが一体になって良いケアをお看取りまで実施して

ご家族様から感謝の言葉を頂いた時の達成感は言葉に表せません

 

 

ケアチーム(他職種も含めて)やり切ったと思えるチームを創ることは

評価軸が曖昧な介護の仕事では大きな影響力があると考えられます

 

 

「やり切った」と思える仕事をする為にも

チームの現状を把握していかに早く

「統一期」「機能期」に成長させるかが鍵です

 

 

その為にもタックマンモデルを理解して

チーム運営をする必要があります

 

 

何故ならチームの現状も分からずにだたリーダー業務をこなしているだけでは

チームの成長に繋がらないからです

 

 

一般的に多くみられる介護リーダの傾向として

ルールや制度を機能させる事に注力した”マネジメント型”が多いです

 

 

マネジメント型リーダーがトップにいると

部下は「やらされ感」が仕事の土台になりがちです

 

 

ルールや制度を守る事が仕事になるからです

お客様の人生の終末期を担う介護の仕事が「やらされ感」では

お客様の満足度に差が出ると思いませんか?

 

 

自ら考え行動する部下を育てたいのであれば

「リーダー」になるべきです

 

 

「リーダー」「マネージャー」ではありません

部下から「この人について行きたい」そう思われる様な人です

 

 

チームの先頭に立ち、

導く事ができる人になる必要があります

 

 

それがリーダーシップです

そしてそんなリーダーシップ を身に付けたリーダーが

 

タックマンモデルを使いこなせば

リーダーとして仲間と充実した仕事を達成する喜びを感じられると思います

 

 

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